ぱんつがいっぱい!桃色ラブコメ「ぬいぐるみっくす♥」
2006年10月06日 21:01
(しばた@OHPのオススメ漫画)
おんなのこのぱんつはいい。とてもいい。かわいいおんなのこのだとなおさらいい。「ぬいぐるみっくす♥」は、そんな当たり前のことを、改めて実感させてくれるサービス満点の学園ラブコメだ。
本作の主人公・四ツ森公太は、ごく平凡な男子学生。だったのだが、ずっと片想いしていた女の子・彩乃姫華と同じクラスになって以来、胸がドキドキすると魂がぬいぐるみに乗り移っちゃう体質となってしまう。そして公太はぬいぐるみになるたびに、女の子の着替えシーンやおふろシーンに出くわしたりして、頭がフットーしちゃうようなドキドキ体験をする。そんな公太は、通常時は頼りない少年だが、それが母性本能をくすぐるのか、何気にけっこうモテる。お隣に住む幼なじみ・亜子は公太にベタボレだし、妹のももねも公太激LOVE。片想い相手の姫華ちゃんも、公太のことが気になっている様子。そんなこんなでドタバタ感たっぷりに、学園ラブコメが展開していくのだった。
■「ぬいぐるみっくす♥」1巻~ 泉 ゆうじ ワニブックス
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■表紙の長い髪の女の子・姫華だけでなく、幼なじみの亜子(上のコマ)らも、とにかくぱんつ見せまくり。着替えシーン、おふろシーンも満載だ!(第1巻9ページ)
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とかまあ、あらすじを説明してきたが、この作品の一番の魅力は、冒頭にも述べたとおり、ぱんつだと思う。とにかくあっちゃこっちゃでぱんつが見えまくる。なんといっても第1話の最初からして、公太が朝目覚めると、目の前に妹のももねのくまさんぱんつがどどーんと広がっているというシーンから始まる。そこに公太を起こすため、ベランダ越しに入ってきた亜子が、ぱんつ丸見えで登場する。しかもそのぱんつも、おしりや股間部分のわれめがぴっちり見える気合いの入りよう。もちろん学校シーンでも、ヒロインである姫華らが、高い頻度でぱんつを見せる。そもそも学校の女子の制服からして、スカートが股下5cmくらいというデザイン。ちょっと胸をそらすだけで、股の部分がチラリとしてしまいそうな勢いだ。
とはいえ、最初のほうであまりにも派手にぱんつを見せすぎたせいか、回を重ねるにつれ、見えそうなシーンでパンツが見えないことが増えてきている。これはちょっと気がかりな点だが、本作でこだわっているのはぱんつだけではない。学校の制服は、布地自体はそれなりに厚いのかもしれないが、胸の谷間部分や下乳部分もぴっちり強調されてラインが見えるジャストフィットぶり。またスカート部分も、なぜか股関節のラインがうっすらと透けて見えたりする。そのほか亜子がスパッツをはいているシーンなどの尻の盛り上がり、股間の肉感、くいこみの描写なども、なかなか乙なものである。
ラブコメとしてもけっこう楽しい。姫華と公太が少しずつ親しくなっていく様子は微笑ましく、それを見てやきもちを焼く亜子の姿もこれまた萌える。亜子のツンデレっぷりや、切ないオトメゴコロには、胸にキュンとくるものがある。姫華については、学校では優等生だけど実はぬいぐるみフェチで、自宅では全裸になってぬいぐるみにまたがって、その触感にハァハァいってる変態さんであることが後に判明。そのほか公太が、姫華目当てで入部した手芸同好会で女装コスプレさせられたりと、賑やかなオモシロ要素もいっぱい。
お話のほうは1巻の段階ではまだどう転ぶか分からないものの、とりあえずぱんつとかを眺めているだけでもウキウキ楽しい気分にはなれる。サービスシーン盛りだくさん、頭悪さ爆発な作品なので、好き嫌いは分れるかもしれない。ただこのしょうもなさはやはり貴重だと思う。頭を空っぽにして気軽に読むべし。
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